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【最近あったちょっといいこと】奇跡的に連鎖しすぎてビビった “自分の好きな人”たち

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はてなブログ今週のお題「最近あったちょっといいこと」で、偶然にも「おぉ…!」と思ったことがあったので、簡単に書いていこうと思います。

ほんと絶妙に「ちょっといいこと」だったので。

 

 

突然ですが、私はお笑いが好きです。

それこそ、自分の音楽ブログに無理やりお笑い要素を捻じ込んで記事を書きたくなるぐらいに好きです。

musiccloset.hatenablog.com

 

なかでも好きなコンビがジャルジャルコロコロチキチキペッパーズ

JARU JARU TOWER 2019 ジャルジャルのちじゃら [DVD]

どちらもコント師で、ジャルジャルは2020年に、そしてコロチキは2015年に

KOC(キングオブコント)王者になっていて両者ネタにも定評があります。

 

コロチキはナダルさんのキャラが立ちすぎて、一般的にネタという印象はあまりないかもしれませんが、

ネタ担当の西野さんは最年少KOC王者として若い頃から才能を発揮していますし、最近ではM-1優勝を目指して隔月で単独ライブを行うなど、例年以上にネタに邁進しています。


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個人的にブラックジョークとかシュール系の「ちょっと悪い笑い」や「気まずい笑い」で生まれる悲哀が好きなので、これが二組を応援している理由なのですが、

加えてそこに、ちょっとだけキラっとした綺麗な希望的なものが光っているネタというのも絶妙に好き。

 

最近ジャルジャルコントシネマ『サンチョ―』公開のプロモーションで、久しぶりに様々なメディアに顔を出す機会が多くなりました。

 

ジャルジャル コントシネマ『サンチョ―』】


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ストーリー上つながっている配役の11人が全員ジャルジャルという、ジャルジャル好きでなければ気が狂いそうな映画。それでも二人の演技力は本当にすごいし、即興コントで培ったハイスピードな演じ分けも完璧なのです。

特設サイトにはサンドウィッチマンさんや女優のんさん、漫画家の森田まさのりさんからのお祝いコメントも。

jarujaru.conte-cinema.com

 

おそらくその一環だと思うのですが、先日ラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』にて、ジャルジャルの福徳さんと論破王として人気のひろゆきさんの対談がありました。

audee.jp

 

福徳さんは大ファンだけど、ひろゆきさんは「売れてるな~」ぐらいの温度感だったので何の気なしに聞いていたのですが、なんとそのトークのなかで突如ナダルさんの話題が!

 

福徳さんのように珍しい苗字の本名で芸能活動することに迷いはないのか、というひろゆきさんの質問に

「ないですね。ナダルのような笑いのやり方だと難しいと思うんですけど」

という、本当にちょっとしたことだったのですが(笑)。

好きな人が好きな人を話題に出すという感覚は、ファンとしてはやっぱりたまらないもの。

 

自分を下げて笑いをとっている芸人さんも何人か浮かぶなか、そこからナダルさんを例に出していたことに、

「あ、私もそう思ってました!(挙手)」

「今、言おうとしてました!(挙手)」

と、すっごい勘違いなんだけどまるでその輪の中に入れたような、そんな気分にさせてくれるんですよね。

ちなみにコロチキもネタで尊敬しているコンビにジャルジャルをあげてた。

うわー、私の好きなものしっかりつながってるわ~。めちゃくちゃ分かりやすい好みなんだろうな~と嬉しくなったり苦笑したりでした。

 

まぁこれだけであれば「ちょっとしたこと」以下で、ブログに書くこともなかったのですが、ここからもう一つ不思議な連鎖がありました。

 

この対談を受けて、久しぶりにジャルジャルツイッターをチェックしていたら、なんと…

lineblog.me

 

えええええええええええ……!!????

林原さんもぉ…!!???

 

30th Anniversary Best Album「VINTAGE DENIM」

 

サンリオ関係でちょっとしたつながりはあると思ってたけど、基本的にYouTube版キティーちゃんは林原さんの声を加工したものでやっていたから、これは全然予想できなかった…!!


www.youtube.com

 

声優の林原めぐみさんは、筆者が学生の頃、洋楽とともに私の感受性をくすぐり続けた方で、演じればその演技も、歌えばその歌詞も、書けばそのエッセイも、本当に共感と尊敬しかない人でした。

たぶん生き方とか人への接し方とか、めちゃくちゃ影響されてる。林原チルドレンとかあったら該当するだろうな。基本熱いし(笑)

 

久しぶりにメディアに出るところを拝見しましたが、やっぱりこの方の考え方が私は一生大好きだ…と思わせられるインタビューだったんですよね。

 

ベストジーニスト賞2021 林原めぐみインタビュー】


www.youtube.com

デニムのエピソード一つとっても「切れ端をつなぎ合わせたものを着る」という「切れ端」に焦点を合わせるまでは分かるけど

ということは、ここから上のデニムを履いている人が、世の中にこの切れ端分いらっしゃるということ

という「人」に焦点を合わせた、マクロで広い視点にはなかなかつながらないと思うんですよね…。

こんな些細なトークでも、私が好きだった頃の林原さんと何も変わらないことが分かって、何だかハっとしてグっときちゃいました…。

 

うまく言えないけど、林原さんは

世界には汚いものも嫌なものもたくさんあって、それを否定もしない。

だけど、そのネガティヴなことと実はつながっている「ちょっとだけ光るもの」を信じられる自分でいたい

というスタンスの方で、歌でもエッセイでもそんなことを繰り返し仰ってました。

 

そんな林原さんが、まさにちょっとだけ光るものを感じるジャルジャルのネタを…!

 

なんかもう、林原さんに育ててもらった感受性でジャルジャルを好きになって、そのジャルジャルを知って好きになったコロチキをジャルジャルが言及して、

知らないところでジャルジャルの映画に林原さんが心を動かされていて…

 

そんな超絶パーソナルな「自分が好きな人たちの連鎖」に、大げさですがまさに万感の思いでした。

マジで学生の私に〇〇年後にこんなことが起こるよって全力で耳打ちしたい。

でも5年前まではお笑いに興味なかったし、昨年まではコロチキ好きになるなんて思わなかったから、きっと全部信じないだろうな…(笑)

 

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ほんと、だから何?っていうお話でしたが、

自分の生き方に影響を与えたものが、姿を変えて新しい好きなものにつながって、そこからまためぐりめぐって、新たな自分の生き方に影響を及ぼす。

単なる勘違いとも紙一重な、奇跡的で運命的な一瞬を味わえました。

 

「ちょっといいこと」。

でもそこで感じた居心地の良さが次の試練に耐えられる勇気を作ったり、大切な分岐点を見誤らない判断材料になったり。

あんまり侮れないことでもありますね~。

 

▼ちなみに林原さんの歌い幅はまさに化け物級です


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▲「希望にあふれる未来を押し付けられている」「後悔があるからまた歩ける」という歌詞もまさに林原節…好き。

 


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どっちも見たことないけど、やっぱり林原さんの歌声って何か伝わるのよなぁ…。

 

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ここまでお読みいただきありがとうございました!

今後もインドア趣味を中心に、楽しいことや学べることについて書いていきたいと思いますので、お時間があるときにおつきあい頂ければ嬉しいです。

 

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