自分でブログを運営していると、“ブログ”と聞くとどうしても自分が「書く側」として捉えてしまうことが多くなるものですが、
今回は「読み手側としてのブログ」について書いていきたいと思います。
どういう形で書こうか考えていましたが、実はこれについてずっと書きたかった…!
私にとってブログはどちらかというと「読むこと」の方が大切。
もちろん自分が書きたいー!とテンション馬鹿高くなっているときは無心で書くことに集中しますが、それでも 6:4 ぐらいで読む行為の方が好きな気がする。
今回は普段私が感じている“読み手としてのブログ”の魅力、そして他の方の記事を読めることの有難さや幸せについて、日頃の感謝を込めてじっくり書いていきたいと思います(…怖)。
好き♡なブログの特徴
ブログを始めてみて最高に良かったことの一つが
「ブログにはブログの世界があって、そこではみんな現実世界で話せないことをけっこう自由に表現している」
と知ったことでした。
まるでアバターみたい!
戦争の話や宗教、信条、血縁関係、創作話など、現実では憚られるセンシティブな話題でさえ、誰に止められることなく発信し合っているのが最高に心地良い。
最高に自然体。
日本ではリアルでも禁止されているわけじゃないから自由に発言すればいいと思うのだけど、やっぱり他人に気を遣ったり空気を読んだり…そういうDNAが最初から備わっているとどうしてもこの手の話題は避けてしまいがちですよね。
まぁ意見として求められたら言うし、発言すべき場では言いますが「私!私の意見はこうです!!」って唐突に自ら挙手はしない…よね (;・∀・)
そんな諸々のことをのびのびと発言・発信されている方を見つけたときや、自分のちょっとアチチな文章に共感してもらったとき、未だに驚くし嬉しい。
もちろん誹謗中傷は問題外だし、あまり偏った意見は読みたいとは思わないけど、読み手の心情に気を配りながら「自分はこうです!皆さんの意見も聞きたいです!」と誰かが誰かに投げかけるフィールドはすごく健康的で有益。
そして、もっと言えばとても愛情深い場所だと思う。
閑話休題。
そんな私が惹かれる主なブログジャンルは…
- 海外系
- 時事系
- 歴史系
- 音楽&カルチャー系
- 職場での達成話&愚痴話
好きな記事の特徴は…
- 情報が多い
- 客観的であろうとしながら程よく主観を大切にしている
- 文章の流れが穏やか
- でも時折、熱やユーモアも感じる
という感じのブログ。
残念なことに私はオフラインでもオンラインでも要領が悪く、さらに言うと自身の容量も少ないので、はてなブログで言えばあらかじめ「読者登録」をさせて頂いてるブログは非常に少ないです。
というか、上記の理由から敢えて登録したい気持ちを抑えています……
その代わり一つ一つの記事をじっくり楽しんで読みたい!と思う気持ちが強く、その時間が自分のなかでとてもとても大切なもの。
具体的に言うと、ある一つの記事を読んだら同じテーマを自分で検索かけたり、気になったことについて軽くリサーチしたりします。こうすると該当ブログの理解が深くなったり、書いてるブロガーさんにもっと興味が持てたり…。たぶん該当ブログの小テストが出たらほぼ答えられる…いや本気で(笑)!
またテーマやジャンルは問わず「新しい視点」を教えてくれるブログや、ブロガーさん自身が感じた情景に誘われるような緩急ある文章にも惹かれます。
知識への感受性に重きを置いているためか、内容は明るくてもそうでなくてもどちらも好き。
書かれた方の気持ちの揺れ動きと共に、自分の気持ちを「新規開拓」させて頂くような感覚で楽しませてもらっています。
ブログを読むお供
繰り返しになりますが、私にとってブログを読む時間はとても大切な時間です。
なので、できれば日々の色々を片付けて落ち着いてから読みたい。
でもそんなにしっかりとした時間がとれるのは二週に一度だったり、週に一度だったり…。シーズンによっても異なります。
それに自分の書きたい気持ちを優先することもあるので、どうしても読むときは一気に読んでいくスタイルになりがち。(なので連投コメントor連続ブクマが頻発します…すみません!)
更に言えば、一つのブログ(の世界観)に没頭したいという気持ちもかなり強く、敢えて連続して読むことでそのブログに浸る…ということもやっています。
そんな私の「ブログを読むお供」。
それは激安の自作ソイラテ(コーヒーに市販の調整豆乳をまぜるだけ!)とジャズ音楽。
読む時間帯は休日の午前~日中のリラックスしている時間が多いので、適度にカフェインをとりながら、流れるように耳をすべるジャズを聴いています。
これが驚くほど文字に集中できるのです…ふふ(当社比)
最近ではキティー・カレンを聴きながら(気分だけは)ゆったり優雅に読ませて頂いてます。
最高の音楽に、最高の活字。至福の時間です。
訪問させて頂いてるブロガー様、本当にありがとうございます……!
読むときと書くとき、ちょっと違う自分。
当然ブログを読むときはその記事自体が初見ですし、まっさらな状態のまま読むことになるので、すごく新鮮な気づきや自分なりの意見(コメント)が出てきます。
例えそれが無知に近いものだとしても、その感覚や刺激をもらえることは私にとって快感で「イスに座ったままディスプレイ眺めてるだけでこんな気持ちにさせてもらってええんどすか?」ってなる。
逆に書くときは多少ならずとも「書いて、見せる責任」みたいなものを感じてしまうので、記事そのもののファクトチェックや引用元のリンク間違いなどには気を遣います。私が運営してるブログが音楽ブログだからというのもありますね。感情を第一に優先させる純日記ブログなんかはこの限りではありません。
だからこそ新鮮な気持ちのまま、最後まで自分の記事と向き合うことは難しい。
例え誰かのブログで読んだ同じテーマを自分で書くことになっても、そこにはもう私がときめくような「ファースト・インプレッション」は四方に散ってしまっていて、かき集めることも叶わないし、やっぱり自分で再構築するしかなくなるのです。
そしてその構築作業は自分の感性を捻りだしたり、上手い言い回しを調べたりと時間がかかる作業だし、そのなかで新鮮味を持続させることも不可能に近い。
書いていると知識は増えていくけど、知識への欲求というワクワク感はどんどん記事に吸いとられていくんですよね(笑)私のやり方が悪いだけか(……)
誰かのブログを読めるから、書ける。
私は基本感情のままに趣味も日常もあっちへ行ったりこっちへ来たりな習性をもっていて(だから最初から広く浅く以上のことを望まないor望めない)、ブログでもこれは相変わらずです。
簡単に連続で記事をアップすることもあれば、それ以上に簡単に数か月書かなかったり、はてな自体を開かなかったりもする。
三日坊主とか熱しやすく冷めやすい、ともまた違っていて、常に四方八方に振り子が動いている感じ(きっとそのうち振り子がバグる笑)。
振り子だからいずれ戻ってくるんだけど、それがいつになるかどんなタイミングになるのかは自分にも分からないのです。
そんな私がブログ活動と繋がれているのは、ほかのブロガー様の記事を読ませて頂いているから。
その方たちが書いた何気ない一文や、そっと仕舞われるように綴られる文末の余韻につられて「書くことの素晴らしさ」や「続けていくこと(というより思いを重ねていくこと)の著者にとっての価値」、そして「私もそんな文章を書いてみたい」というシンプルな憧れが再燃して、いつの間にかキーボードをタップしている自分がいます。
ブログは書きたい人が書きたいことを書きたいままに書ける場所。
そんな活字世界のストレスフリーな感覚が、また誰かの「書く燃料(糧)」になっているという循環。
これこそが私には尊く感じるし、文化のそれだなって思うのです。
だから私はあなた様のブログを読むのが好き!
いつも素敵なブログを読ませて頂いて本当にありがとうございます♡❤
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ここまでお読みいただきありがとうございました!
今後もインドア趣味を中心に、楽しいことや学べることについて書いていきたいと思いますので、お時間があるときにおつきあい頂ければ嬉しいです♡
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